趣味としてのゴルフと男の性質

趣味としてのゴルフと男の性質

趣味としてのゴルフと男の性

日本のサラリーマンはいったいどんな趣味を持っているのであろうか?昭和のころは土曜日は半ドンで午後からマージャンやに入り浸り。夜は月曜日を除いて片手にビール、片手にリモコンを引き下げ、巨人軍を中心にしたプロ野球観戦が一般的な趣味の代表格であった。しかし時代は移り変わり、週休二日制の導入でそれでなくても時間をもてあましている日本人サラリーマンはさらにいらない自由時間を付与されてしまった。プロ野球放送は一時期、延長に次ぐ延長のため、TVドラマを生活の主軸としている主婦や学生たちに格好のいちゃもん相手として確立してしまった。

時代は様変わり、女性地位の躍進、おやじの威厳の減退、放送種類の多様化にともないプロ野球放送はお笑い芸人にとって代わられた感がある。そんな時代であるなかでいまだに勢いが衰えなく、かえって20代のOLに浸食されつつある趣味がゴルフである。かくいう私もゴルフという魔性の響きに20年来憧れを抱いており、サラリーマン生活に終わりを迎えた後の膨大な時間で60の手習いをしてゴルフを始めたいと画策している。なぜゴルフはちょい悪おやじにもてもてなのか?やはりゴルフボールをカップホールに入れるといった、男性の本能に刺激するものがあるのかと思う。憧れのカップ(ホール)に同じグループでしのぎ合っているメンバよりの早くカップイン(入れる)ことが出来ると周りのメンバから褒められる。さらに次のホールでは、いの一番に艶めかしいコースへ繰り広げる権利を獲得できる、まさに男性として核に心地よいことばかりである。雨の日も、風の日も雷が落ちそうな時でさえ傘もささずにカップを追い求める。まさに太古の昔に賞賛されていた偶像を追い求めるかのように木の棒を振り回しているのである。

皆誘いあって、新しい女性、いやいやゴルフコースを目指して、休日の朝も早くから家族の冷たい目を振り払って、いそいそと出かける姿は滑稽にさえ感じられる。サラリーマンの昇進したお偉いさん方は皆、ゴルフが好きだが、やはりそこには仕事では明確に差を生みだすことができないプレ競争がそこにあるからなのかも知れない。

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